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HEALTH 2020.06.03 安西 将也

コロナ予防、フレイル予防にも! 初代「幻のラジオ体操第3」 井上教授の実演動画を初公開

宿主リスクと社会的環境リスク

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が徐々に解除され、5月25日には、全面解除されました。しかし、感染の第二波、第三波が来る可能性が否定できませんから、まだまだ油断できない状況です。

病気の発症リスクは、大きく分けて宿主リスク(年齢、体格、性質、既往、現症など)と社会的環境リスク(経済、家族、教育文化、職場環境、労働条件など)があります。

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コロナウイルスは、持病のある方、高齢者の方、喫煙習慣のある方が重症化しやすいと言われていますから、ヒトが持つ宿主リスクと社会的環境リスクの両サイドから襲ってきたことになります。このコロナウイルスの第二波、第三波に対抗するためには、宿主リスクと社会的環境リスクを減らすことが重要です。

ご存知の通り、コロナ感染リスクの高い医療機関と高齢者介護施設のスタッフさんは、命がけでコロナウイルスと闘い社会貢献してくださっています。

このような社会的環境リスクの高い職場では、スタッフさん一人ひとりがストレス解消努力や免疫力を高めて宿主リスクを少しでも少なくする自助努力が必要です。

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初代ラジオ体操第3のフルバージョン実演動画を初公開

そこで、ストレス解消効果や免疫力を高める効果が期待できるラジオ体操第3を大阪府の社会福祉法人みささぎ会の高齢者介護施設(大仙もずの音)で導入することとなりました。

社会福祉法人みささぎ会理事長の奥田赳視氏は、「スタッフの就業前や休息時間帯に初代ラジオ体操第3や二代目ラジオ体操第3を定着させたい。」「また,コロナ感染が収束すれば、デイサービスなどにいらっしゃる高齢の利用者の方々にもフレイル予防として初代ラジオ体操第3を普及したい。」とコメントをいただきました。

今回は、この初代ラジオ体操第3のフルバージョン動画を本学井上教授の実演でお届けします。

皆様も初代第3でも二代目第3でも、ご自身の状況に合った体操に、是非チャレンジしてコロナウイルスを跳ね返してください。

安西 将也

あんざい まさや

龍谷大学社会学部現代福祉学科教授

東京の昭和大学医学部公衆衛生学教室助教授を経て、龍谷大学社会学部現代福祉学科教授(医学博士)、社会学研究科長。専門は、公衆衛生学(生活習慣病予防、うつ病予防の疫学)。
日本公衆衛生学会評議員。滋賀県国民健康保険団体連合会 保健事業顧問。治験審査委員、臨床研究審査委員(京都第二赤十字病院)。大津市スポーツ協会副会長。